フッ素の効果
- 歯の再石灰化の促進
- 歯質の耐酸性の強化
- 虫歯菌が酸を作ることの抑制
*歯のフッ素症や骨硬化症の発現など慢性中毒の心配は全くなく、急性毒性についても適切に応用された場合においては十分な安全性が確保されています。
フッ素塗布とシーラント
Medical
フッ素(フッ化物イオン)は虫歯を予防し、進行を遅らせるために我々がもっている最も効果的な化学物質であるといわれています。
フッ素を塗ったから絶対に虫歯にならないというわけではありませんが、フッ素塗布を年2~6回実施すると良いと言われています。
当院では1歳半ごろからの定期的なフッ素塗布をおすすめしております。
*歯のフッ素症や骨硬化症の発現など慢性中毒の心配は全くなく、急性毒性についても適切に応用された場合においては十分な安全性が確保されています。
1歯面清掃 乾燥
歯面が濡れていると、ゲルの付着が悪くなるので、歯肉面も含めて綿球で唾液を拭き取ります。
歯についた汚れも前もって除去しておきます。
2防湿
上唇を排除して、ロール綿を唇側にあて、左手で把持します。塗布部位に沿ってロール綿を移動させます。
3ゲルの塗布
ゲルを少量ずつ歯ブラシに取り、1~2本ずつ歯面全体にゲルを刷り込むように塗布します。歯と歯の間や奥歯の咬み合わせの面の溝については、ゲルを押し込むように塗布します。
シーラントとは、生えて間もない奥歯の溝を一時的に塞ぐことで、虫歯を予防する方法です。
歯みがきでは十分にきれいにすることが難しい奥歯の溝にシーラント材を流し込むことによって、プラークや食べかすが奥歯の溝に入り込まないようにし、奥歯の溝から虫歯が発生するのを抑えることができます。
唾液検査で虫歯リスクが高いと判断したお子様には、大人の歯が生えてきたらすぐにシーラントをおすすめしております。