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口臭治療・歯周病治療
子供の口臭・歯周病の多くは、口呼吸による口腔の乾燥と磨き残しによるお口の汚れが原因です。
口呼吸について
お口呼吸がクセになっているとお口の中が乾燥します。
お口が乾燥すると、唾液の量が減り、いわゆるドライマウスの状態になってしまいます。
ドライマウスの状態では、
乾燥して唾液の量が減りたちまち衛生状態が悪化します。
唾液が減ると、歯と歯のすき間にたまった食べカスや歯垢をきれいに流すことができず、虫歯菌や歯周病菌など口臭原因菌が繁殖しやすくなります。
口呼吸→乾燥→ドライマウス→原因菌の増加→臭いの発生
という負のステップです。
きちんと歯を磨いていても臭いの発生を防げない場合が多いです。
①唾液検査で原因を特定
口臭原因菌 アンモニア
当院では、口臭の原因菌である唾液中のアンモニアの量を測定できる唾液検査を行っています。
口臭は自覚症状がない場合も多く、アンモニア量を測定することで、客観的に口臭があるかどうかの確認をすることができます。
また、治療後に同様の検査をしてアンモニア量が減っているか、治療効果が判定できます。
白血球数 タンパク質量
歯と歯ぐきの間で細菌や異物が増加すると、生体の防御作用により唾液中の白血球やタンパク質が増加することが知られています。
こちらの量も測定できるのでお子様の歯茎の健康状態を把握することができます。
②予防、治療
マウスピース治療
最初の原因となる口呼吸から改善することが大切です。
「マイオブレース」というマウスピース治療で対応します。
「マイオブレース」というシリコン素材の柔らかいマウスピースです。
歯そのものを無理やり動かそうとするのではなく、お口や顎の機能を健全に成長発育させることで、口呼吸から鼻呼吸に誘導します。
歯磨き習慣の指導
染め出し検査を行い、保護者の方とご相談して自分磨き・仕上げ磨きについて丁寧に指導して対応します。
十分磨けるようになったら先程の唾液検査をして、菌の数や白血球が減っているか確認してみましょう。染め出し検査で視覚的に磨き残しがないか確認するのも大切です。
※口呼吸がなく、歯肉の状態が悪い患者様はこちらの治療がメインになります。