治療の流れと方法

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治療の流れと方法|安城市の小児歯科・小児矯正 - フォーエバーデンタルクリニック

治療流れ方法

悪い歯並びの予防・治療

お子様の悪い歯並びの予防や治療のために、早期予防矯正治療や骨格・床矯正治療を行います。

早期予防矯正治療について

正しい鼻呼吸と舌の位置を身に付けることで良い歯並びを促す治療を行います。
また、舌や呼吸のクセを改善するトレーニングも合わせて行います。ほとんどの場合、抜歯やブラケット矯正を行わずに歯並びの自然な成長と発達を実現し、お顔立ちを改善することができます。

主に以下の二つのメニューを提案しております。
1.マウスピースによる方法(マイオブレース治療)
2.トレーニングによって改善する方法(MFT)

1.マウスピースによる方法(マイオブレース治療)

マイオブレース治療

マイオブレースというマウスピース装置を装着し、正しい鼻呼吸・間違った筋肉の使い方の改善・唇の筋力強化・舌の位置を身に付けることで良い歯並びを促します。

歯並びを悪くする原因を取り除くので、矯正終了後も後戻りすることはありません。筋肉が変わっていくので顔立ちも変わっていきます。
また、鼻呼吸を身につけることで健康的で強い身体を獲得することもできます。
マイオブレース治療は、子供の歯並び悪化を予防する治療として、幼少期・早い子供で3歳から治療が開始できます。

マイオブレース治療の効果

  • 間違った口腔習癖を改善する
  • 顎の発達や位置を改善する
  • 歯並びを改善する
  • 顔の骨格の最適な発達を促す
  • 健康改善
  • 健康な食習慣を促す

具体的には子供に以下のことを教えます。

  • 鼻呼吸
  • 安静時の正しい舌の位置
  • 正しい飲み込み方
  • 唇を閉じた姿勢
  • 歯並びを悪くする癖の改善

マイオブレース治療の方法

・毎晩トレーナーを装着する

就寝時にマウスピースを装着することで顎の発達を促し歯並びが悪くなる原因から改善します。

・起きている時間1~2時間装着する
・月に1度の通院

お子様の年齢や治療経過によっては装置のステップアップ交換が必要な場合もあるため、月に1度、ご来院ください。口腔内の変化や状態を確認し、必要があれば装置の調整をします。状況に合わせた自宅でのトレーニング方法について専門スタッフがご説明いたします。
※トレーニング段階やマイオブレース装置の種類によって来院回数が増えることもありますのでご了承ください。

・ご本人の意思と親御様のサポートが必須

マイオブレース治療を成功させるためにも、治療の指示にしっかりと従い、悪い口腔習癖を改善していくことが大変重要です。「何のためにマイオブレースに取り組んでいるのか」をご本人がきちんと理解していなくては、当然トレーニングは進みにくく、効果も得づらくなるでしょう。親御様には、ぜひお子様がトレーニングに取り組めるようにサポートしてあげてください。

2.トレーニングによって改善する方法(MFT)

マイオブレース治療と合わせて診療室やご家庭でトレーニングを行うことで、お子様の歯並びを悪くする原因である口呼吸・指しゃぶり・飲み込みの悪い癖などを改善し、顎や口腔周囲筋の発達を促がすことができます。

トレーニングの種類

a)あいうべ体操

あいうべ体操

お口の周りの筋肉(口輪筋や表情筋など)や、舌の筋肉(舌筋や舌骨筋群)を鍛えるトレーニングです。道具なども使わず、気が付いたときにいつでも簡単に行っていただくことが出来ます。

b)ポッピング

舌全体を上顎の裏に吸いつけ、舌を弾いてタンっと音をだすトレーニングです。
舌を挙上し正しい舌の位置を覚えるためのトレーニングです。

c)オープンアンドクローズ

舌を上顎の裏にすい上げた状態で口を大きく開けて舌小帯をのばすトレーニングです。
舌を挙上し正しい舌の位置を習慣化させます。

d)ガムトレーニング

ガムトレーニングを1日3分以上続けると舌の機能が回復し、舌に関係する筋肉の力が強くなり舌の位置が正しい位置に戻ってくると言われています。

①ガムを左右の歯で均等にかむ

片がみを治します。どちらかがかみにくい場合、かみにくい方でかむ練習をしましょう。

ガムを左右の歯で均等にかむ

②ガムをボール状に丸める

舌の動きを良くする為に、舌を使ってガムを舌の上で丸めます。

ガムをボール状に丸める

③舌の中央にガムをのせて上あごの中央に3秒間押しつけて薄く広げる

舌の筋力をつけるために一回で行い円形に広げてください。

舌の中央にガムをのせて上あごの中央に3秒間押しつけて薄く広げる

④舌でガムを上あごに押しつけたままつばを飲みこむ

つばを飲み込んだ後はガムが三角形に伸びるのを確認してください。正しく飲み込められれば、舌は芋虫のような動きをして、ガムはのどに向かって三角形に流れます。

舌でガムを上あごに押しつけたままつばを飲みこむ

⑤ ①〜④のガムトレーニングを1日3分間以上繰り返しましょう

これが、できない場合は、舌の機能が足りません。まずは継続してできるようにトレーンニングしましょう!

e)風船トレーニング(吹き戻し・ピロピロ笛などでも可能)

風船トレーニング

風船を膨らませることによってお口の周りの筋肉(口輪筋)を鍛えるトレーニングです。
口輪筋を鍛えることで、口を閉じる力が強まり、口呼吸を予防できます。
小さいお子様の場合、風船は難しいので、吹き戻しやピロピロ笛など、簡単に楽しんでできるおもちゃを使う場合もあります。

診療室でのトレーニングカリキュラムに合わせて、毎日10-30分ほど自宅でできるトレーニングをご紹介しお伝えします。

骨格・床矯正治療

顎を拡げて歯を並べる矯正治療です。
入れ歯のような拡大装置を使用します。
歯を傾斜して位置を動かしたり、顎を拡大して、歯並びやかみ合わせをきれいに整えて行きます。

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